わこの日記

精神科閉鎖病棟入院④




精神科に入院中、同じ病棟の同じフロアには
いつもメモ帳を持ち歩いて
私に、ついてくる女の子がいた。

髪の長さが顎までくらいのふわっとしたボブで
いつも笑顔で私に話しかけてきていたのが
今でも思い出すくらい印象的。


『こんにちは! こんにちは!』
『どこから来たの?何才?お母さんはいるの?』
…と、とにかく質問責めで話しかけてくる💦💦💦


見た感じは、ずいぶん若かったと思う。
夜になると公衆電話から『お母さん』に
電話をしているところが見えた。


嬉しそうに声を弾ませて。
『お母さん?!今度いつ来る?』
『シャンプーとね、コンディショナー買ってきて!』
『あ、あと、メモ帳もないよ。』


私の病室まで聞こえてくるほど、大きな声。
電話が終わり、私と顔を合わせると


嬉しそうに『明日、お母さん来るよ!』
と教えてくれた。
次の日も『今日、お母さん来るよ!』
と。

…結局、私が入院している間、
お母さんは来なかった…
なんだか切ない。


お風呂は集団で、順番に素っ裸になって入る。
週に3回かな。
看護師さん?に監視されながら…。
ささっと洗って、次の人に変わるんだけど…。

その女の子のシャンプーもコンディショナーも…
ずいぶんでっかいボトルだったな…。😢



素直な笑顔で、コロコロした笑い声。
私は顔を隠したくて、ずっとマスクをつけてたんだけど
夜、歯磨きする時に
その子に言われた言葉が今でも忘れられない。


おはよう!こんにちは!何してるの?
マスクしてたほうが、かわいいねっ

…。つけてた方が…?!


実に素直な女の子だった。
今頃、何してるかな…とマスクをするたびに思う。

あ。
持ち歩いてるメモ帳。
何時間おきに測ってるのか…
体重を測った時間と体重がギッシリと書かれていました。























 





 





 


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